アメリカのゴミ分別
世界・日本のリサイクル率
日本では住民にごみの分別をお願いしているので、そのあとは業者がリサイクルを頑張ってくれているのだろうと思っていました。しかし日本のリサイクル率に関して、驚くべき調査結果を見つけました。(2013年の調査結果のため現在と異なることがあります。)
国立環境研究所のサイトによると、日本のリサイクル率はOECDに加盟する国の34か国のうち、下から5番目に位置するということです。「焼却とエネルギー回収」については断トツの1位ということです。
焼却するときの熱を利用して温水プールを作ることがあるので、そういった方法でエネルギー回収を行っていて上手く利用できているのかもしれませんが、リサイクル率の低さに愕然としました。
住民が分別をしないアメリカのほうが、リサイクル率が高いなんて…。
ここでポイントなのは、上記のサイトでも書かれていましたが、リサイクル率をあげるのであれば「生ごみ」に着目すべきだということと、リサイクルに「堆肥」が含まれていることだと思います。
アメリカに住んでいる家にはディスポーザーがついています。ディスポーザーとは調理用の流し台の下部に接続している排水設備に直接取り付ける生ゴミ粉砕機です。これにより生ごみの量を減らすことができます。
生ごみの堆肥化を義務化した州
アメリカ・バーモント州では、2020年7月1日から生ごみをゴミ箱に捨てることが禁止になりました。
対象となる生ごみは、野菜・果物の皮や種、卵の殻、コーヒーかす、茶殻、油、そして食べ残しなどです。同州は各家庭で堆肥化を行うようにするか、業者に送ることを推奨しています。
参考サイト:バーモント州公式州ウェブサイト
リサイクルマーク
日本のリサイクルマークは矢印をたどれば一周回れるようになっていて、素材で全体の形が三角だったりと形が変わります。アルミは三角、スチールは円、プラスチックは四角、紙は楕円(?)といった感じです。
あと、ペットボトルには三角で中に数字の「1」が書いているマークがあります。
プラスチックに書かれた番号とは?
番号ごとに表示製品を紹介
1 PET(ポリエチレンテレフタレート)
保管している食品や飲料の臭いや風味を吸収する可能性あり。
2 HDPE(高密度ポリエチレン)
3.PVC(ポリ塩化ビニル)
見つけられず
配管パイプやタイルに使用される。
摂取すると有害に可能性があるため、食品と接触しないように。
4 LDPE(低密度ポリエチレン)
毒性が低く、比較的安全。耐久性、柔軟性を備える。
ビニール袋、サンドウィッチバックなど。
5 PP(ポリプロピレン)
強く、高い温度に耐えれる。
6 PS(ポリスチレン)
ソースはいってたやつ
特に電子レンジで加熱した場合、発癌性の可能性あり。
7 other(その他)
手アンド顔のwipes、
Store drop-off マーク