絵本で英語に触れる!アメリカ現地校に通った子供&親が勧める おすすめの絵本【25選】

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子供
アメリカでは、日本でいう年長クラスにあたる子供たちは、小学校内あるKinder Gartenに入る子が多いです。
そこでは算数や国語を学びますが、歌を歌ったり、本を読んだりしながら、楽しく色んな事も学びます。「虫にはantenna(触角)があって…」など、時々よく知ってるねっということを口にします。

言葉・語彙(単語)は本から覚える

子供が通う学校の先生に、現地の子供は単語(言葉・語彙)をどうやって覚えているのか質問した時に、本から覚えると教えてもらいました。
そのため学校では毎日20分の本読みが宿題になっていますし、オンラインで本が読めるサイトにアクセスできるように、学校としても取り組みがなされています。
学校では様々な本を読んでくれており、季節に関する絵本を使って行事の頃を学んだり、本を使って色々な言葉を覚えていっています。
先に紹介したantennaもそうですが、本で聞いて知って、言葉を覚えるという一連の流れがあるように感じます。子供は下記のようなものをよく持ち帰ってきます。

ただ本を読むだけではもったいない

絵本を読んであげるときも、ポイントがあります。アメリカの先生から聞いたポイントをまとめた記事があるのでぜひそちらを参考にしてください。本の内容から、話を膨らませたり、子供がどう思うのかを考えて言葉に出すことが大切です。

ブログ:【アメリカ式】幼稚園児の本の読み方4カ条・親の問いかけ方法

 

お勧めの本 25選

そこでこの1年間先生が読んでくれた本の中で、息子が気に入ったものをピックアップしました。(子供達が通う学校は8月に始まり、5月に学年が終わります。そして長い長い夏休みに入ります。)
大人にとっても、意外に知らない単語が出てくることもありますし、イディオムが使ってあったりるので英語学習者にとっても非常に役に立つと思います。

The Gingerbread Man

とっても気に入っている本です。おばあさんが作ったジンジャーブレッドマンが食べられることを嫌がりドンドン逃げていきます。色んなものから逃げましたが、最後に食べられた相手は…。国により、色んなものが逃げるお話になっているようです。

Pete the Cat シリーズ  by Eric Litwin · James Dean · Kimberly Dean

Pete the Catはたくさんの本が出版されており、現地の子にも人気の本です。
Rocking in My School Shoes
I Love My White Shoes
などたくさんの本があります!
そしてEric Litwinはアトランタ州ジョージア生まれの作家です。

The Good Egg  by Jory John

2019年アマゾンベストブックにも選ばれた本です。

The Watermelon Seed   by Greg Pizzoli

スイカが大好きなワニの子供が種を飲み込んでしまって、その種がどうなるのか心配するという本です。イラストも可愛いので取っ掛かりやすいと思います。

 

Inky the Octopus   by Erin Guendelsberger

 

 

ニュージーランド国立水族館で実際に脱走しようとしたタコの話に基づいた本です。海洋で出ようとしたタコの冒険絵本です。

 

Green Eggs and Ham  by Dr.Seuss

アメリカで知らない人はいないと言われるほど、とても有名な絵本作家ドクタースースが書いた本です。幼稚園でもドクタースース週間といって、ドクタースースが書いた本を読もうという週が設けられているほどです。

亡くなった方の印税で2番目に収入が高いそうです。ちなみに一番はマイケルジャクソンです。

 

Listen to My Trumpet!   by Mo Willems

きちんと言葉で言わないと誤解が生まれることもある。友達だから嘘を言わずきちんと伝えることも大事だと言うことに気付きます。(小さい子には気付くのは難しいかもしれませんが…)ブタがトランペットで弾いていた曲?とは…!?

In Like a Lion Out Like a Lamb   by Marion Dane Bauer

 

「3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく」という意味ですが、3月はライオンのように荒々しい天気で始まり、子羊のように穏やかな天気で終わるということを表現する言葉で、「IN LIKE A LION」という歌もあります。低学年の子供たちの歌の発表会の時に歌った歌です。

Bathtime for Biscuit   by alyssa satin capucilli

犬のBiscuitが主人公のシリーズです。I can read!シリーズから出ている本でMy Firstのレベルに位置するので初めて読むにはとてもよく、イヌのBiscuitも可愛いです。

 

If You Were a Penguin   by Florence Minor

もしペンギンだったらという仮定のもと、ペンギンができることを紹介している本です。絵もあるので子供が理解しやすいようになっています。

この本から膨らませて、「もし○○だったら…」と発展させてもよいかと思います。

Ten Black Dots   by  donald crews

数の勉強にも役立つ本です。

他にも「Ten Apples Up On Top! 」by Dr. Seuss の本もあります。三匹の動物が、だれが頭の上にリンゴを乗せられるかを競っているうちに次々に邪魔が入ってきて…。最後がどうなるかはお楽しみです。

 

Pinkalicious シリーズ   by Victoria Kann, Elizabeth Kann

Pinkaliciousという本では、ピンクが大好きな女の子は、お父さんお母さんに注意されるにもかかわらずピンク色のマフィンをたくさん食べて、女の子がどんどんピンク色になってしまうというお話です。

 

If You Give a Mouse a Cookie   by laura numeroff

 

ぼくがネズミにクッキーをあげたら…ネズミはミルクを欲しがるだろう。そしてストローを欲しがるだろう…そしたら…というようにどんどん想像を膨らましていく本です。

うまく想像を膨らます練習にもピッタリの本です。

シリーズとして5冊の本があります。

  • If You Give a Mouse a Cookie, 1985
  • Dogs Don’t Wear Sneakers, 1993
  • If You Give a Moose a Cookie, 1994
  • If You Give a Pig a Pancake, 1998

Itchy, Itchy Chicken Pox   by Grace maccarone

Chicken Poxとは水疱瘡(水ぼうそう)のことで、水疱瘡ができてしまった男の子に対しての行動をもとに対処法などを本で学びます。

How to Catch the Tooth Fairy    by Adam wallace

tooth fairyを捕まえるために、子供たちがあらゆるトラップを仕掛けるもののなかなか捕まえることができない様子を描いています。

乳歯が抜けた後どうするかというのが各国で対応が違うことはご存じの方も多いと思います。tooth fairyというのは西洋文化の影響を受けたものです。

You Don’t Want a Unicorn!   by Ame dyckman

 

子供に人気のユニコーンの本です。ユニコーン好きの男の子が願いを込めて噴水にコインを投げ入れると、本物のユニコーンが!はじめは楽しかったけれど、トラブルが続き…。問題に直面する男の子お話です。

 

Good Thing You’re Not an Octopus!   by Julie Markes

 

「服を着替えるのは好きじゃない?」「でもタコじゃなくてよかったね!」「だってタコだったら8本を足をズボンに入れないといけないから」

「歯を磨くのが好きじゃない?」「でもサメじゃなくてよかったね!」「だってサメだったら、…」

というように話が進んでいきます。最後には「It’s a good thing you’re YOU!」で終わります。普段の生活でも嫌がる子供に使えそうだなっと思いました。

 

Elmer   by David McKee

私が思うエルマーは「エルマーの冒険」だったのですが、それとは異なります。エルマーの冒険は英語タイトルでは「My Father’s Dragon」です。

この本に登場するゾウのエルマーは、パッチワーク柄でとてもカラフルな色をしています。でも本人はとても気にしています。だから普通のゾウみたいな色になるために泥を塗ってみますが…。

他にもシリーズがあり、この著者はパディントンベアの本も何冊か書いているようです。

 

Don’t Let the Pigeon Stay Up Late!   by Mo Willems

バスドライバーの男の人が寝る前に歯磨きをしなくてはいけないから、ピジョンが夜遅くまで起きないように見張っててねとお願いするシーンから始まります。でもピジョンは疲れていないからまだ寝ないと言い、色んなことでまだ寝ないように頑張りますが…。

Don’t Let the Pigeon Drive the Bus! などシリーズがあります。

 

Bear Says Thanks   by Karma Wilson

 

退屈なクマは夕食を作ってみんなにシェアしようと思いつきますが、食器棚でさえ空っぽです。そこへ友達が一人づつ美味しい料理を持ってきてくれます。何も用意できないことを悲しがるクマに友人たちは「もう十分にあるから」といって励まします。クマはみんなにお礼をいい、そしてみんなもお礼を言いあうというストーリーです。

できる人が準備をしたり、みんなで助け合い、きちんと感謝を述べる。そういうことに気付ける本だと思います。サンクスギビングの近くに読んでいた本です。

MOON!   by Stacy McAnulty

日本語版もあります。

月と地球のひみつを<つき>本人がやさしく語る、宇宙科学の入門絵本です。月がどのように動いているのか、三日月など見え方の名前など、絵本なのにしっかりと月の事を教えてくれるので非常に良い本だと思います。

 

The Mitten   by Jan Brett

日本でも有名な「手袋を買いに」です。

 

Bear Snores On   by Karma Wilson

眠っているクマの洞穴に、寒さから逃れるために次々と動物がやってきます。動物たちは色んなものを食べ始めますが、ついにクマが目を覚まします。目の前に色んな動物がいたのを目の当たりにしたクマはどんな行動にでるのでしょうか。

最後は心温まる結末です。

 

 

The Little Yellow Chicken   by Joy Cowley

日常でもこういうことはありますよね。そういうときのために、”自分ならパーティーに招待するか・しないか”、”手伝うか・手伝わないか”、”そういうときにどういう気持ちになるか”などこの本を通して色々なことを考えることができます。ぜひ本を読んだ後に一緒に考えてみてください。

 

 

The Rainbow Fish   by Marcus Pfister

とてもきれいな鱗を持つ魚はみんなに「レインボーフィッシュ」と呼ばれています。ある日「そのきれいな鱗を一枚ちょうだい。」と言われますが、拒否し言葉で相手を怒らせてしまい、一人ぼっちになってしまいました。そこでタコのところに相談にいき、レインボーフィッシュが取った行動は…。

自分のものをあげることはなかなか難しいですが、それにより幸せを見つけるというお話です。

最後に

アメリカの現地の先生から、言葉のボキャブラリーを増やすときに本を使うというのは、日本に住む子供たちが、本から言葉を増やすことと同じですね。
となると、第二言語になったからといって英単語帳から言葉を覚えるのは、本来の学び方からすると少しずれているのかもしれないなと思いました。
絵本といえど、意外に知らない言葉も多いので、英語学習者で言葉の幅を広げたいと思っている方にはお勧めです。
そしてたくさんの文に触れることは、読むスピードアップにもつながります。多読にもおすすめです。
子供
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