言葉・語彙(単語)は本から覚える
ただ本を読むだけではもったいない
絵本を読んであげるときも、ポイントがあります。アメリカの先生から聞いたポイントをまとめた記事があるのでぜひそちらを参考にしてください。本の内容から、話を膨らませたり、子供がどう思うのかを考えて言葉に出すことが大切です。
お勧めの本 25選
The Gingerbread Man
Pete the Cat シリーズ by Eric Litwin · James Dean · Kimberly Dean
The Good Egg by Jory John
The Watermelon Seed by Greg Pizzoli
Inky the Octopus by Erin Guendelsberger
ニュージーランド国立水族館で実際に脱走しようとしたタコの話に基づいた本です。海洋で出ようとしたタコの冒険絵本です。
Green Eggs and Ham by Dr.Seuss
アメリカで知らない人はいないと言われるほど、とても有名な絵本作家ドクタースースが書いた本です。幼稚園でもドクタースース週間といって、ドクタースースが書いた本を読もうという週が設けられているほどです。
亡くなった方の印税で2番目に収入が高いそうです。ちなみに一番はマイケルジャクソンです。
Listen to My Trumpet! by Mo Willems
きちんと言葉で言わないと誤解が生まれることもある。友達だから嘘を言わずきちんと伝えることも大事だと言うことに気付きます。(小さい子には気付くのは難しいかもしれませんが…)ブタがトランペットで弾いていた曲?とは…!?
In Like a Lion Out Like a Lamb by Marion Dane Bauer
「3月はライオンのようにやってきて、子羊のように去っていく」という意味ですが、3月はライオンのように荒々しい天気で始まり、子羊のように穏やかな天気で終わるということを表現する言葉で、「IN LIKE A LION」という歌もあります。低学年の子供たちの歌の発表会の時に歌った歌です。
Bathtime for Biscuit by alyssa satin capucilli
犬のBiscuitが主人公のシリーズです。I can read!シリーズから出ている本でMy Firstのレベルに位置するので初めて読むにはとてもよく、イヌのBiscuitも可愛いです。
If You Were a Penguin by Florence Minor
もしペンギンだったらという仮定のもと、ペンギンができることを紹介している本です。絵もあるので子供が理解しやすいようになっています。
この本から膨らませて、「もし○○だったら…」と発展させてもよいかと思います。
Ten Black Dots by donald crews
数の勉強にも役立つ本です。
他にも「Ten Apples Up On Top! 」by Dr. Seuss の本もあります。三匹の動物が、だれが頭の上にリンゴを乗せられるかを競っているうちに次々に邪魔が入ってきて…。最後がどうなるかはお楽しみです。
Pinkalicious シリーズ by Victoria Kann, Elizabeth Kann
Pinkaliciousという本では、ピンクが大好きな女の子は、お父さんお母さんに注意されるにもかかわらずピンク色のマフィンをたくさん食べて、女の子がどんどんピンク色になってしまうというお話です。
If You Give a Mouse a Cookie by laura numeroff
ぼくがネズミにクッキーをあげたら…ネズミはミルクを欲しがるだろう。そしてストローを欲しがるだろう…そしたら…というようにどんどん想像を膨らましていく本です。
うまく想像を膨らます練習にもピッタリの本です。
シリーズとして5冊の本があります。
- If You Give a Mouse a Cookie, 1985
- Dogs Don’t Wear Sneakers, 1993
- If You Give a Moose a Cookie, 1994
- If You Give a Pig a Pancake, 1998
Itchy, Itchy Chicken Pox by Grace maccarone
Chicken Poxとは水疱瘡(水ぼうそう)のことで、水疱瘡ができてしまった男の子に対しての行動をもとに対処法などを本で学びます。
How to Catch the Tooth Fairy by Adam wallace
tooth fairyを捕まえるために、子供たちがあらゆるトラップを仕掛けるもののなかなか捕まえることができない様子を描いています。
乳歯が抜けた後どうするかというのが各国で対応が違うことはご存じの方も多いと思います。tooth fairyというのは西洋文化の影響を受けたものです。
You Don’t Want a Unicorn! by Ame dyckman
子供に人気のユニコーンの本です。ユニコーン好きの男の子が願いを込めて噴水にコインを投げ入れると、本物のユニコーンが!はじめは楽しかったけれど、トラブルが続き…。問題に直面する男の子お話です。
Good Thing You’re Not an Octopus! by Julie Markes
「服を着替えるのは好きじゃない?」「でもタコじゃなくてよかったね!」「だってタコだったら8本を足をズボンに入れないといけないから」
「歯を磨くのが好きじゃない?」「でもサメじゃなくてよかったね!」「だってサメだったら、…」
というように話が進んでいきます。最後には「It’s a good thing you’re YOU!」で終わります。普段の生活でも嫌がる子供に使えそうだなっと思いました。
Elmer by David McKee
私が思うエルマーは「エルマーの冒険」だったのですが、それとは異なります。エルマーの冒険は英語タイトルでは「My Father’s Dragon」です。
この本に登場するゾウのエルマーは、パッチワーク柄でとてもカラフルな色をしています。でも本人はとても気にしています。だから普通のゾウみたいな色になるために泥を塗ってみますが…。
他にもシリーズがあり、この著者はパディントンベアの本も何冊か書いているようです。
Don’t Let the Pigeon Stay Up Late! by Mo Willems
バスドライバーの男の人が寝る前に歯磨きをしなくてはいけないから、ピジョンが夜遅くまで起きないように見張っててねとお願いするシーンから始まります。でもピジョンは疲れていないからまだ寝ないと言い、色んなことでまだ寝ないように頑張りますが…。
Bear Says Thanks by Karma Wilson
退屈なクマは夕食を作ってみんなにシェアしようと思いつきますが、食器棚でさえ空っぽです。そこへ友達が一人づつ美味しい料理を持ってきてくれます。何も用意できないことを悲しがるクマに友人たちは「もう十分にあるから」といって励まします。クマはみんなにお礼をいい、そしてみんなもお礼を言いあうというストーリーです。
できる人が準備をしたり、みんなで助け合い、きちんと感謝を述べる。そういうことに気付ける本だと思います。サンクスギビングの近くに読んでいた本です。
MOON! by Stacy McAnulty
日本語版もあります。
月と地球のひみつを<つき>本人がやさしく語る、宇宙科学の入門絵本です。月がどのように動いているのか、三日月など見え方の名前など、絵本なのにしっかりと月の事を教えてくれるので非常に良い本だと思います。
The Mitten by Jan Brett
日本でも有名な「手袋を買いに」です。
Bear Snores On by Karma Wilson
眠っているクマの洞穴に、寒さから逃れるために次々と動物がやってきます。動物たちは色んなものを食べ始めますが、ついにクマが目を覚まします。目の前に色んな動物がいたのを目の当たりにしたクマはどんな行動にでるのでしょうか。
最後は心温まる結末です。
The Little Yellow Chicken by Joy Cowley
日常でもこういうことはありますよね。そういうときのために、”自分ならパーティーに招待するか・しないか”、”手伝うか・手伝わないか”、”そういうときにどういう気持ちになるか”などこの本を通して色々なことを考えることができます。ぜひ本を読んだ後に一緒に考えてみてください。
The Rainbow Fish by Marcus Pfister
とてもきれいな鱗を持つ魚はみんなに「レインボーフィッシュ」と呼ばれています。ある日「そのきれいな鱗を一枚ちょうだい。」と言われますが、拒否し言葉で相手を怒らせてしまい、一人ぼっちになってしまいました。そこでタコのところに相談にいき、レインボーフィッシュが取った行動は…。
自分のものをあげることはなかなか難しいですが、それにより幸せを見つけるというお話です。