日本の「フルグラ 」と アメリカの「グラノーラ」を比較!【自家製グラノーラレシピも】

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日本で人気のグラノーラ。2021年で30年を迎えたフルグラは、フルーツやゼリーなども入っていて、子供から大人まで人気の朝食シリアルです。

アメリカに来てシリアルをよく買うようになりシリアルブームが来た息子達はフルグラも大好きで、日本に帰るたびにフルグラを買ってアメリカに戻るっということをしています。ただどうも私としてはオーツよりもパフ感の方が強く感じており、ずっしりとした噛み応えのあるグラノーラ感がないことを少し残念に思っていました。

 

我が家のシリアルの食べ方

シリアルはおいしそうと思って買ってもかなり甘く、砂糖量がすごい!ってことがよくあるので、アメリカで買うときは表示を見て砂糖少なめ、そして若干小麦アレルギーがある息子のためにコーンフレークを買うことが多いです。

愛用のコーンフレーク

 

 

 

通常シリアルの栄養成分表は1/2カップで50g前後になっていることが多いですが、コーンフレークは軽いので1と 1/4カップで40gです。その量は食べないため、Added sugars 4gは少ない方だと思います。

ただ、コーンフレークの好きではない所は牛乳を注ぐとふやけてしまってふにょふにょになり、食べ応えに欠けることです。食べ始めはパリパリでも段々しなしな…。なので、私は自分で作ったグラノーラを一緒に器に入れ食べています。自分の作ったグラノーラはオーツだけなので結構噛み応えがあり、コーンフレークと一緒に食べるとちょうどよい塩梅になるので気に入っています。

Post Honey Bunches Of Oats (Honey Roasted Cereal)はコーンやWheat、オーツも入っていて好きなシリアルです。これもコーンフレークと一緒に混ぜて食べることが多いです。

 

アメリカに来てシリアルをよく買うようになりましたが、グラノーラを買ったことがなく自分が作っているグラノーラと違いがあるのか…気になったので買ってみることにしました。

そしてフルグラとどう違うのか。検証してみることにしました。

Whole Foodでグラノーラ選び

アメリカのシリアル売り場は広いんですけど、グラノーラの商品は多くなかったりもします。でもWhole Foodsはとても品揃えが多いです。写真はグラノーラだけの棚で、この反対側にシリアルコーナーがあります。

 

色んな種類のグラノーラがあって選ぶのは大変です。

 

Blackberry Hills Bakery

 

砂糖を使っていない商品。とはいっても、molasses(糖蜜)ステビアの甘味料は使われています。

別シリーズで、ピーカンナッツが入ったもの、メープルウォールナッツを使用したものなどありますが、そちらは砂糖が使われています。

シリアルの栄養成分表は大体1/2カップ(商品によりグラムは異なる)ですが、この商品の栄養成分表1/4カップなので他の商品と比較する時は注意する必要があります。シュガーフリーのもの以外は、特別砂糖が少ないわけではありませんでした。

 

商品トータルシュガー/ Added Sugars使われている糖類
SUGAR FREE GRANOLA0g/0g糖蜜(molasses)、ステビア
PERFECT PECAN GRANOLA3g/0gブラウンシュガー、糖蜜、ステビア
MAPLE WALNUT GRANOLA3g/0gブラウンシュガー、糖蜜、ステビア
NO SIR – NO NUTS GRANOLA3g/0gブラウンシュガー、糖蜜、ステビア
CRUNCHY ALMOND GRANOLA3g/0gブラウンシュガー、糖蜜、ステビア

(トータルシュガーは1/4カップあたり)

 

Bear Naked® Granola

クマの柄が可愛いグラノーラの会社です。

砂糖少なめのシリーズ(写真左)、クラシックグラノーラ(写真右)があります。

商品トータルシュガー/ Added Sugars使われている糖類
V’nilla Almo7g/6gブラウンライスシロップ、コーンシュガー
Fit Triple Berry6g/5gブラウンライスシロップ、コーンシュガー
0g Added Sugar Granola Peanut Butter Crunch3g/0g <3/4cup (60g)あたり>濃縮アップルピューレ、ピーナッツバターやアルロース(allulose)
Banana Nut9g/8g蜂蜜、メープルシロップ、バナナピューレ
Cacao and Cashew Butter11g/11ginvert cane syrup(転化糖)、ブラウンライスシロップ、コーンシュガー
Fruit & Nut13g/10g蜂蜜、メープルシロップ
Maple Pecan12g/12gメープルシロップ、蜂蜜、ブラウンライスシロップ、コーンシュガー、molasses(糖蜜)
Peanut Butter11g/10gブラウンライスシロップ、コーンシュガー、ピーナッツバター

(トータルシュガーは1/2カップあたり)

 

Pure Bliss Organics

 

 

糖類にデーツペーストを使っているのが珍しいと思います。

 

商品トータルシュガー使われている糖類
Cashew Butter Hemp7gココナッツシュガー
Naughty But Nice (Chocolate Peanut Butter)7gevaporated cane juice(濃縮サトウキビジュース)
My Fav (French Almond Vanilla)9gevaporated cane juice、蜂蜜
Banana Bread (No Added Nuts)evaporated cane juice
No Sugar Buzz Granola – Original Cashew Raisin3gDate paste(デーツペースト)
No Sugar Buzz Granola – Cocoa Cashew Butter4gDate paste
No Sugar Buzz Granola – Cashew Cranberry5gDate paste

(トータルシュガーは1/2カップあたり)

 

NATURE’S PATH

 

 

この商品はオーツがメインではなくフレークも入っているのでないので、軽い食感が楽しめると思います。

 

PALEONALA Grain Fee Granola

 

 

穀物を使用していないグラノーラもあります。これはアーモンドなどナッツ類やパンプキンシードで作られているものです。お店にはこの商品しかありませんでしたが、上記のメーカーのHPに穀物フリーの商品があるところもありました。

 

 

ホールフーズ商品

 

 

商品トータルシュガー/ Added Sugars使われている糖類
French Vanilla15g/14g蜂蜜
S’mores7g/7gコーンシュガー、コーンシロップ、マシュマロ、蜂蜜、大麦シロップ

 

 

 

購入したグラノーラ

カスカディアンファーム Cascadian Farm ブルーベリーバニラ

 

 

購入を決めたポイントは、砂糖が含まれていないこと(デーツパウダーは使用されています)、そして値段です。他の砂糖不使用のものより若干安かったです。

このメーカーの商品はたくさんの種類がありますが、同じ値段でグラム数が違うようになっていました!そのため、一番量が多いものを選んだ結果これになりました。でもブルーベリーも好きなので問題なしです。

 

 

 

フルグラとの比較

Cascadian Farmフルグラ

 

比べた感想

Cascadian Farmのほうがオーツ感がすごいです。パフも少し入っていますが、ちょうどよい具合でしっかりした歯ごたえを感じることができます。

フルグラを食べるときいつも感じるのが、パフ感が強いなっということです。そしてゼリーなども入っていて甘すぎることはないですが甘みは強めです。もっと噛み応えがあるようなしっかりしたグラノーラがいいなと思っていたので、Cascadian Farmのほうが好きでした。

 

ここで私が思った事

Cascadian Farmのグラノーラはおよそ一箱4ドルです。やはり予想通りコスパが悪いと感じずにはいられません。というのは、我が家は自家製グラノーラを食べているからです。オーツ100パーセントで作っているため、牛乳を入れてもあまりふやけませんが食べると重い感じになるので、器に盛る時にコーンフレークも一緒に乗せていました。

今回グラノーラを購入して思いましたが、「既製品にパフが入っていた」のと「私が自分で作っグラノーラを食べるときコーンシリアルを混ぜていた」のは同じ理由なんだろうなと感じ嬉しく思いました!

自家製グラノーラ↓

 

アメリカはオーツも安く手に入るので、自分で作ると断然お得に作れます。

シード系やナッツ類も色々売られているので、自分でカスタマイズできるのはいいです。ヨーグルトに入れても美味しいです。

 

自家製グラノーラの作り方

材料

オーツ500g
小麦粉などの粉類(a)60g
ひまわり・カボチャの種など(b)260g
オイル(c)90g
はちみつなど(d)100g

(a)小麦粉の代わりに米粉でも

(b)ナッツ類・ゴマを加えてもOK

(c)オリーブオイル、コーン油など

(d)はちみつ、キビ砂糖、黒糖など好みのもので。(この量より減らすこともあります。甘さは自分の好みで)

 

・レーズンなどは入れて焼いてもいいし、食べるときに入れてもよいです。私は後のせ派。

・粉類もオイルもできる限り減らした分量です。(もう少し減らして作ったこともあります。)

・オーツはオールドファッションオーツを使っています。

 

 

作り方

①ボウルにオーツ、(a)、(b)を入れ、粉が全体にいきわたるようによく混ぜる。

 

 

②(c)のオイルを回し入れ全体に油分がなじむようにする。オーツなどが粉をまとった感じからオイルでコーティングされたようになります。

 

③クッキングペーパーを敷いたバットに平らに広げ、160℃に温めたオーブンで15分焼く。(温度を間違えると焦げるので注意。失敗経験あり(涙)

 

④オーブンから取り出し、全体をよく混ぜてオーブンに戻し、さらに15分焼く。

⑤オーブンから取り出し(d)のはちみつなどの砂糖類を入れよく混ぜる。再び160℃のオーブンに入れ15分焼く。

 

⑥オーブンから取り出し全体をよく混ぜてオーブンに戻し、更に15分焼く。

⑦オーブンから出し、固まりがあるようなら好みで固まりをほぐす。完全に冷めたら密閉容器に入れて保存する。

●半量でも作れます。その場合、④⑥でやったように一旦取り出して混ぜることはせず、一気に20分ずつ焼く。

 

粉糖だと容器の最後に溜まってしまうことがあります。オイルをできる限り減らしているから粉類の付き方が甘いのかわかりませんが、そのため蜂蜜を半量入れて混ぜてから粉糖を入れると少しはオーツへの引っ付きがいいかなと思っています。

このレシピでも十分に満足していましたが、今回色んなグラノーラの材料を見てこんなものも使えるなーと思ったものがあったので、まとめておこうと思います。

・オーツ系に加えて米パフ

(a) :タピオカ粉、ココアパウダー、プルーンパウダー

(c) :ナッツバター(カシューナッツ、ピーナッツ)、サンフラワーバター

(d) :バナナピューレ、アップルピューレ(アップルソースでもいいかも)

あとハーブがよく使われていた印象があります。使われていたハーブは以下です。

カルダモン、バニラエッセンス、ライキョウ(fennel)、シナモン、ナツメグ、ローズマリー、カルダモン

自分の好みに合うのかはまだ試していませんが、アクセントにいいかもしれません。

 

感想

今回アメリカのグラノーラを購入してみて、やっぱり甘みが強いものが多いですがそうでない商品もたくさんあって面白いなという印象を持ちました。もっとザクザク、オーツ感を楽しみたい方は、アメリカのグラノーラを購入してみるのもいいと思います。もしくは、自分で作る!材料も量も管理できるので安心して食べることができますね。

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