アメリカに住んでわかった日本と違うところ【日常編:20選】

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アメリカ生活

日本にいてもアメリカの情報を知ることはできますが、生活したからこそわかることもたくさんあります。

そこで生活してみて感じた日本と違うところをまとめてみました。

 

1.歩きスマホの人を見ない。ショッピング・ウォーキング中はスピーカーで電話

 

 

日本では歩きスマホをする人はとても多いと思います。携帯の画面を見ながら歩いたり。アメリカではそういった人はほとんど見かけません。携帯を見る習慣がないわけではありません。子供の習い事の待ち時間だったり、携帯を見ることはしていますが、”歩きながら”というのはしません。

 

 

歩きスマホの人はいないといいましたが、電話をしている人は良く見かけます。散歩しながら、買い物しながら。イヤホンは使用していますがスピーカーを使って話している人が多いです。日常ではスピーカーを使ったり、今はワイヤレスイヤホンを使っている人が非常に多いです。一人で大声でしゃべっていると思うと、たいてい片手に携帯を持ち電話中です。

 

 

2.スーパーで購入前に飲み物を飲んでもOK

スーパーのレジに並んでいると、開封した形跡がある、しかも飲み物が減っている商品をレジに並べている人を見ました。しかも定員さんも何も言うこともなく商品のバーコードをスキャン。そしてお会計。

あまりにもスムーズな流れ過ぎて驚きましたが、重量で商品の値段が変わるものではないので問題ないんだなって思いました。でもこれをしている人がいるお店は限られるだろうと推測します。

ちなみにアメリカのスーパーの野菜(キャベツやズッキーニなど)は重量によって値段をつける方式を取っている所もあります。でもレタスやほうれん草、ピーマンなど1個(1束)あたりで同じ値段というものもあります。トレジョなどのように、一律の値段方式を取っているところもあります。私はこの重量式の値段は気に入っています。小さくていい時もあるし、生産者も同じ大きさに揃えないといけないこともないので楽なんじゃないかなーって思います。

 

3.種類豊富なトマト缶

トマト缶と言えばパスタを作ったり、スープを作ったりするときに便利な缶詰の一つですが、ラベルをよく見ないと思ったものと違うものを買ってしまうことがあります。

塩ありなしはもちろん形状の違いでは、完全に潰してあるもの、ダイズ状にカットされたもの、ホールタイプのものがあり、味ではバジルなどハーブが入ったもの、Chillタイプのものなどがあります。そして一番困った失敗は、Chillタイプを買ってしまったことです。これは辛くて子供はもちろん、大人にも辛くて困ってしまいました。

写真:味付けなし。皮をむいただけのホールトマトとカット済みトマト

 

写真:ガーリックオニオン

 

 

写真:ハーブ入りタイプとチリタイプ

 

 

4.すれ違う時にはあいさつ

散歩したりランニングをしていても、すれ違う時には手を上げて挨拶したり、Hi!といって挨拶したり、挨拶の文化が素晴らしいです。車と散歩の人でも、車が徐行していれば挨拶をしている様子をよく見ます。

しかもとてもいい笑顔で挨拶してくれるので、された方もすごくいい気持ちになります。

この文化はすごくいいなと思います。

 

5.歩行者がいたら歩行者優先

信号がない横断歩道を通ろうとしている所に車が通ると、高確率ですぐ止まってくれます。スーパーやモールなど人や車の往来が多い所でも、渡ろうとしていれば大抵の運転手は止まって歩行者を優先してくれます。

そのため歩行者は車が止まってくれるものと思っている部分があります。そのため車が来ていることを確認もせず出てくることもあります。そして「止まってくれたから急ごう」なんて気持ちはほとんど見られません。ゆっくりのんびり渡ります。でも手を挙げて「ありがとう」と挨拶をしてくれる人もいますよ!

歩行者優先っというのは、自動車学校に行かないと免許が取れない日本では必ずみんなが習っていることで、試験の時は止まらないと一発アウトなのに、なぜか免許をとると実践できないという残念なことになっています。逆にアメリカでは自動車学校に通わずとも免許試験に合格すれば免許を取ることができます。にもかかわらず、歩行者優先が浸透しているのは、自分も歩行している時に体験している、親がそういった運転をしているということだと思います。

この部分はすごいなと思います。

 

6.大型犬を家で飼ってる人が多い

 

 

アメリカ人には犬好きの人が多いです。アメリカの普通の一軒家は、日本の一般的な一軒家とは比較にならないほど大きく、大型犬を家で飼っている人が多いです。大型犬を2匹散歩させている人も見ます。家で大型犬を2匹飼うなんて、日本じゃなかなかできないなー。

 

そして驚くのは空港で大型犬を見かけた時です。飛行機に小型犬をケージに入れて連れていくことはあると思いますが、アメリカの空港では大型犬を連れてる人を見かけるときがあります。空港の待ち時間に大型犬と一緒にいる人を見かけ、そしてその人は1人で乗って自分の足元に座らせていました。

 

 

7.男性はランニング中 上半身裸なことも

 

 

夫婦で散歩したりする光景をよく見ますが、ランニングする人もよく見かけます。夏など暖かい時期は、男性が上半身にTシャツなどを着ずにランニングする姿を見かけることがあります。洋服を着ると汗で気持ち悪いなど理由はあるのでしょうが、日差しがきつい中Tシャツなどを着ずに走るのはどうも抵抗があります。しかも日本だとしにくいような…。

そしてグランド近くのベンチでは上半身裸でひなたぼっこをしている男性が!失礼ですが、運動をしそうには見えなかったので、何で服を脱ぐ必要があったのか…理由は分かりません。日光浴かな?

 

8.国旗を家の壁につけてる人多し

近所の家を見ると家にアメリカ国旗を付ける人が非常に多いです。家の壁に国旗を刺せるフックみたいなのを付けています。家の敷地内の木に国旗を付ける人も見かけます。

 

 

 

ハロウィンやクリスマスの時には国旗の代わりに、イベントの旗をかけて楽しんでいます。

 

 

しかしこの国旗の飾り方には何点か注意事項があるようです。

<星条旗を飾る場合の注意点>

・屋外に旗を飾る場合、all-weatherタイプにする方がよい(このタイプでない旗は悪天候時に旗を掲げるべきではない)
・常に明るく照らしておく(本来は日の出から日没まで)
・星条旗をたたむ場合、ストライプに沿って四つ折りにし三角に折りたたんでいきブルーの部分が上になるようにする(おにぎり型のように三角に折っていく)

<旗の向き・位置に関して>
・屋外に掛ける時:星条旗のブルーの部分が一番上になければならない。
州の旗と並べて飾る場合、国旗が常に上位置になくてはならない。
・壁掛けの時:星条旗のブルーの部分は左上になければならない
州の旗と並べる場合、国旗が左、州の旗が右
      (位置が正しければ、州旗のサイズは国旗と同じでもよい)
・車に付ける時:右のフロントフェンダーに付けなければならない
ただこれはアメリカ国旗に限ったことではなく、日本国旗にも決まりがあります。ただ上下左右の区別のある国旗は特に注意が必要になります。

9.どこにでもゴミ箱

公園には必ず大きなゴミ箱があります。しかも何個も。そして、いたるところにあるテニスコートや野球場の近くにも必ずゴミ箱があります。

 

 

 

そしてすごいのはきちんとゴミの回収が行われていることです。多くの人が来ないような公園でも清掃の人がゴミ箱のゴミ収集やゴミ拾いをしてくれています。

それが雇用にもつながっているのかなと感じます。

 

 

10.トイレのドア小さい。高確率でペーパータオルか温風機械の設置

足元もなんかドアが足りない気がしませんか?

また別の場所では…

 

学校、公園、イベント会場、スーパーなどどんな場所のトイレにも必ずペーパータオルか温風機械が設置されています。(コロナ渦でもそれは変わりなく)

そのためハンカチを持ち歩くということ習慣がなくなってしまいました。子供も学校に一度もハンカチを持って行ったことはありません。

 

 

11.配達荷物の置き方が雑

ネットで購入すると配送されますが、たまにひどい配達の仕方があります。不在票で再配達といったシステムをしている業者は少なく、玄関にポイッと置かれることもしばしば。

うっかり旅行中に届くようになってしまったら特に困りもので、玄関の外に何日も置かれると盗られることもあるので気を付けないといけません。

そして雨の日も困りものです。雨が濡れないところに置いてくれる配慮もをしてくれる人もいますが、お構いなしにどこにでもおくので気が付くのが遅くなると中までびしょびしょに濡れていることもあります。

 

 

写真の荷物は夜配達されたのか、朝まで気付かず荷物を持ち上げると段ボールが破けてしまうほどで、中もきちんと袋に入ってなかったのでずぶ濡れでした。

 

12.家の修理などのアポイントは3時間の幅は当たり前。約束したのに来ないことも

 

 

日本の時間に対する感覚は素晴らしいと思います。業者に修理のアポイントをしても結構時間通りに来てくれます。でもアメリカはそもそも予約の時間幅が9~12時の間に来るとか3時間だったりもします。修理のお願いをしていて連絡ないなと思ったら急に来るっていう連絡があるとか、約束しててもその日に連絡もなく来ない、そして別の日に突然来るということもあります。

メキシコもそういった傾向が強いようで、メキシコに住んだことがある日本人も連絡して1週間で来たら早い方で来ないことを前提に考えておくと言っていました。

 

 

13.子供のうちはいろんなスポーツに触れさせる。親は送迎で大変!?

 

 

小学生のうちはスポーツの習い事をしている子がとても多く、しかも複数のスポーツを掛け持ちしているケースがあります。

メインはサッカーで冬はバスケなど、シーズンで習うスポーツを変えることも多いです。それは冬はサッカーやフットボール、野球といったスポーツが体力作りの期間に入り、練習や試合がなかったりもするためです。

同じスポーツを年間を通してずっと行うのではなく、シーズン毎に変えるというのは驚きでした。そのため5週などに分けて予約できることも多く、この時期は他のスポーツをするからやらないといった選択もできます。

ジムナスティック(体操)は室内ということもあり、オールシーズンでやる子も多いです。しかもやらない期間があると体が動かなくなりそうですよね!?

そしてスポーツをさせる理由は他にもありました。聞いた話によると、スポーツ推薦で高校や大学に進むためにスポーツを頑張るということです。大学にはスポーツ推薦の枠もあるので、それを狙ってスポーツを頑張るということのようです。 小さいころに色んなスポーツをさせ、子供にはどのスポーツが合っているのかを見極めるそうです。そしてMiddle やHigh Schoolのころにどのスポーツにするか絞り、それを一生懸命に練習する。そして試合で結果を残し、推薦で高校・大学へ進学するっということでした。

 

 

14.こんな車が走ってる

日本だと牽引に免許がいりますが、こちらはそんなものはないので、みんな車にたくさん荷物を載せようと必死です。

そして「男はJeep」と思っている人も多いのか、後ろの荷台が大きいジープに乗っている人も多く、大きな荷台を活かして自分で大量の荷物を運びます。自分で購入したマットレスを運ぶなんてことは特に不思議なことではありません。

 

車で長距離旅行をすることも多く、一週間など週単位で旅行する人も多いので荷物もかなり多いです。そのため荷物を車の後ろに積んで移動したり、なかなか日本では見られない光景です。この方はプラスティックの箱に色々荷物を詰めていました。

 

 

15.日光浴大好き

 

アメリカのサブ(一軒家がたくさんある区画:サブディビジョン)には、そこに住む住民が使用できるプールやテニスコートが併設されている場所もあります。プールは夏に開放されており、監視員が常駐していて危ないことをしていないかチェックしている所もあります。

そのとき、日本人が必死に日焼け対策をし日陰を求めているのに対し、アメリカ人は親は泳がなくても水着に着替えてプールサイドで日光浴をしています。しかもあえて、パラソルのないとこにいたりするのは信じがたい光景です。

海好きでもあるため、休暇には海を求めて海岸へ行きます。そのときも海に入るわけでもなく砂浜のチェアに寝そべって本を読みながら日焼けしたりしています。

 

 

16.誕生日は自分でカップケーキなどを持っていく。

学校も大人の集まりでも、自分の誕生日にケーキやカップケーキなどを持っていくというのが普通です。学校だと担任の先生によって月ごとにまとめることもありますし、色々です。

息子も幼稚園に通っている時に小さめのドーナツを持っていき皆に配ったあと、ハッピーバースデーの歌を歌ってもらっていました。

そして家の芝生にもこんな感じでHappy Birthday Lawn Sign(Garden Sign)を置いたりします。子供用かなと思ったこちら。よく見ると大人の誕生日かな!?

 

 

17.パスタ 箱に直接

初めてアメリカでパスタを買って箱を開けた時、思わず「おっと」となりました。日本のパスタは袋に入っているものが多いからか、なんとなく袋に入ったパスタが箱に入っているのかと思ったので驚いてしまいました。どれもラザニアのパスタのように箱に入っています。

 

 

 

 

18.鶏肉は皮なし

鶏肉も色んな部位が売られていますが、日本でもおなじみの鶏モモ肉だと「皮なし骨なし」が一般的です。皮あり、皮なしは記載してくれていることが多く、皮ありだと骨が付いていることが多いです。

 

 

皮ありのモモ肉

 

 

そしてこのモモ肉、日本よりサイズが小さいんです。というもの、日本とアメリカ(イギリスも)ではモモ肉として売られている範囲が違うようです。鶏の足全体をモモ肉とドラムスティックとして別々に売っているアメリカに対し、日本ではドラムスティックの一部もモモ肉として売っているため日本のモモ肉はサイズが大きくなっています。

ドラムスティックは見た目は手羽元に似ていますが、手羽元はwing stickと言い鶏の翼の付け根に位置するので、全く部位が異なります。

 

 

モモ肉・ドラムスティックの部位についての参考記事:日英の肉比較 鶏肉の部位編

Difference Between Chicken Legs, Thighs and Drumsticks

 

そして日本だと皮なしを選ぶと高くなったりムネ肉よりモモ肉の方が高いですが、アメリカではモモ肉の皮なしは普通だしムネ肉よりモモ肉の方が安いです。この日はポンド当たりの価格は、

モモ肉皮つき骨つき1.99ドル/lb ⋖ モモ肉皮なし骨なし4.19ドル/lb ⋖ ムネ肉皮なし骨なし4.49ドル/lb

この日はあまり値段に差がないですね。

 

19.こんな仕上がりでも商品化!

 

上のクッキーなんか違和感ありませんか!?

そうなんです。真ん中のクッキー、表裏逆にサンドしてるんです。日本だったらこういった間違えた商品は外されると思いますが、普通に使われるんですね。アメリカは梱包も雑なので、Kissチョコなどは個包装されてますが、中のチョコが見えてたりすることがよくあります。まぁこのクッキーみたいな間違いだったら混ざってても全然オッケーですけどね~。

 

 

20.化粧品のカラーバリエーションが半端ない!

 

 

アメリカならではだな~と思う写真。メーカーにもよると思いますが、このカラーバリエーションはすごい。もっと手前にもあったので、50色以上はあります。

次買うときは品番をメモしとかないと、間違えて買う自信がある!

 

最後に

日本とアメリカ、国が違うので文化も違うので習慣も違う。住むと日本・アメリカの好きな所も嫌だなって思うと所も出てきますが、こういいう違いを見つけるのはすごく楽しかったです。

へぇ~って思うものは何個ありましたか?