今年はアメリカのハロウィンが変わる!?ブルームーン?映画?

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アメリカ生活

例年ハロウィン当日は、たくさんの子供たちが家を回ります。チャイムを鳴らして「トリック・オア・トリート」と言って、大人からお菓子をもらったり、キャンディボウルからお菓子を掴み取ったりします。

庭先の飾り付けを見るのも楽しみの一つになってます。

 

そういう伝統的なイベントが今年はハイリスクな行動と考えられて、アメリカでは新しいハロウィンを始めるのにいい年かもしれないと言われたりもしています。

そこで今年はこんな過ごし方はいかがですしょうか?ハロウィン当日の楽しみ方、またトリックオアトリートする際の注意点などをお伝えします。

今年のハロウィンの過ごし方

1.テントを張って「ブルームーン」を眺める。
ハロウィンの日はちょうど満月の日で、10月に入ってから二度目です。そのためブルームーンと言われています。次ハロウィンにブルームーンが見れるのは、2039年です。
2.スカベンジャーハント形式でトリックオアトリートを楽しむ。
お菓子を隠し、隠し場所の手がかりを書いた紙を配り、それをヒントにお菓子を探し当てます。
3.家でハロウィンに関連する映画・ドラマを見る。

家でのんびり映画やドラマをみて過ごすのもいいですね。ハロウィンにピッタリの映画などをご紹介します。

シックス・センス
ハロウィーンタウン
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
アダムス・ファミリー
Super Monster Save Halloween
トイ・ストーリー・オブ・テラー!
モンスター・ホテル
フランケンウィニー
プラクティカル・マジック
4.ハロウィンをテーマにした本を読む。

ゾンビのホラーちゃん①ハロウィン大作戦

おおきなかぼちゃ
ハロウィンのかぼちゃをかざろう
きょうはハロウィン
まほうのハッピーハロウィン
ハロウィーンってなぁに?
ハロハロハロウィンのおばけにへんしんだ
5.ハロウィンのおやつをつくる。
みかんを皮をむいて、ミントの葉を置くだけでパンプキンに!
6.バーチャルコスチュームパーティーを主催するor参加する。

トリックオアトリート!家を回るときの注意点は?

でも子供はやっぱり家を回ってお菓子をもらいたいですよね。
そこでアメリカの小児科医の先生がトリックオアトリートするときの行動のヒントを提唱しています。
A.コスチュームのマスクだけでは細菌の拡散を防げないので、マスクを着用する。(子供の場合は、呼吸がしづらくないかを確認する。)
コスチューム用の二層マスクを手作りする。
B.家を回る場合、兄弟だけ、もしくは親しい友人2人に限定する。
C.他人との不必要な接触を制限するため、通りのいくつかの家に行くか、よく知っている数人の友人の家を訪ねる。
D.他の子供との距離を守る。
E.近所の人は、子供たちがドア付近に接触する機会を減らすため、マスク・手袋を着用して、玄関の外や庭の端に立つ。また、子供たちがキャンディボウルに手を入れて取るのではなく、各子供のバッグに入れてあげる。そして混雑を避けるため、回るルートを1方向に決める。
F.キャンディバッグは使用する前後に20秒間石鹸で洗う。
G.感染リスクを減らすため、途中で消毒液を使う。
H.体調が優れない人、コロナウイルスにさらされた可能性のある人は家にいて検疫する。

簡単なハロウィンデコレーションでおうち時間を楽しもう

今年はもしかしたら、家で楽しむ時間が長くるかもしれませんね。部屋やテーブルを簡単に飾るだけで気分が盛り上がりますよ!
<簡単なハロウィンデコレーション>
・ペットボトルで、パンプキン
マジックで口を書き、カッターで切り取ります。絵の具で色を塗り、目・鼻・口のまわりを黒のガムテープを貼る。
ふたの部分に、緑の紙を巻きつけて完成。
アメリカではキャンディーを入れておくキャンディーボウルがあります。それに見立てて作りました。袋入りのお菓子を入れておくのにちょうどいいです。

・ペットボトルで、おばけ

ペットボトルにマジックで目などをかくだけ。子供と一緒に描くのも楽しいですよ。

・プリングルスで、おばけ

クッキングペーパーを巻きつけるだけ。
パッケージに書いてある、おじさん(ジュリアス・プリングルズ、Mr.P)の目の部分をおばけの目の代わりに使います。
味が書いてある部分は巻きつけないほうがいいですね!
他にも簡単な飾り付けを紹介をしているのでぜひ参考にしてみてください。記事はこちら
楽しいハロウィンになりますように。

当日の様子

では2020年、実際のハロウィンはどうだったかのかというと。

去年まではサブディビジョン(住宅分譲地でまとまって家が並んでいます)でゲームなどを行うイベントがあって、そこから子供たちは各家庭にトリックオアトリートに回っていたのですが、今年はそのイベントがキャンセルでした。そして私の住むサブディビジョンには70軒ほどありますが、お菓子を準備している家も5件ほどでした。

今年は、自治体が運営する公園や教会で、trunk-or-treatやスカベンジャーハントを企画しているところが多く、我が家は教会が主催するtrunk-or-treatに行くことにしました。

trunk-or-treatとは、大人がハロウィーンのために車のトランクを飾り付けし、キャンディー(お菓子)を積み込み、子供たちが車から車へと「トリックオアトリート」するために回っていくものです。

行ってみるとキャンディーを配ってくれる車も多くてびっくりしましたが、予想以上の人の多さにもビックリしました。(車は25台前後はあったと思います。)

駐車場に間隔をあけて車が止まっているので、並んで回っていきました。人によってはお菓子を何個もくれるので、子供たちは大喜びでした。

こういうイベントをやっているところは人も集まって賑やかでしたが、やはり例年とは全く違っていたようで、ハロウィン後に話をしていると、アメリカ人曰く、「今年のハロウィンは、ゴーストタウンだったわね」ということでした。